そんなゆうこりんに対して、「受験をなめているとしかいいようがない」というような内容のツイートがバズったようですが、これはゆうこりんへの批判というより、大学受験や学歴といったものが、どれだけ日本社会で重く受け止められているかの証拠ではないでしょうか。ゆうこりんはすでに芸能の仕事で確固たる地位を築いているわけです。ゆうこりんが合格することで、誰かが涙を呑むかもしれないと考えると、文句を言いたくなる気持ちはわからないでもありません。しかし、受験というのはある意味ものすごく残酷で、志望動機よりも得点のほうが大事ですし、「受かった者勝ち」なのです。模試ではいつもいい成績を取っていたけれど、本番で力を出し切れずに不合格になった人が「たまたま本番で失敗しただけで、本当なら合格していたんです」と主張しても、誰も認めてくれないでしょう。「勝てば官軍、負ければ賊軍」という諺がありますが、合格を手にしたゆうこりんに誰も文句は言えますまい。きっちり結果を出したゆうこりんは、今後は教育について語る仕事が増えるのではないでしょうか。

2月19日、早稲田大学の入試を終えてキャンパスから出てきた小倉優子
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【写真】18年前、ミニスカ姿で会見会場に現れた小倉優子

2度の離婚で「好きなママタレランキング」圏外に

 時代もゆうこりんに味方をしていると思います。ゆうこりんは2017年に離婚しますが、同年のオリコン社主催「好きなママタレランキング」では、ランキング圏外からトップに躍り出ました。元プロレスラー・北斗晶、女優・木村佳乃乙葉など、おしどり夫婦として名高い既婚女性を抑えての1位です。同情票もあったのかもしれませんが、ここで少し潮目が変わってきたような気がします。2018年に歯科医と再婚したゆうこりんですが、2020年には夫が身重のゆうこりんを置いて家を出てしまった、離婚の決意が固いと報道され、同年のランキングからは再び圏外になってしまいます。ママタレと言うと、暗黙の了解として、家庭円満であることというイメージがあるため、2度も離婚するなんて、ゆうこりんにもヤバいところがあるのでは……とみなされたのかもしれません。