グラビアアイドルの片瀬美月さんが、今月21日に急逝していたことを所属事務所がTwitterで報告した。
「片瀬さんは関西随一の進学校に進んだものの、芸能事務所に所属してグラビア活動を始めたことを友人が学校にリークしたことで、自主退学を余儀なくされたとインタビューで語っていました。また親からは“国立大学に入らないともう芸能活動をやらせない”と言われたことで、2浪の末に横浜国立大学に進んだ努力家です」（アイドル誌編集者）
生配信のコメントに傷つくナイーブな性格
グラビア活動のほか、‘21年にはアイドルグループ・ゆるめるモ! の研修生グループ・ぴゅーぴるモ! のメンバーに加入し、歌手活動も行っていた。
「今年１月、ぴゅーぴるモ! のメンバー2人に不祥事が発覚。該当メンバーの除名処分に合わせてグループの活動も終了することになってしまいました。彼女はモーニング娘。やAKB 48のようなグループアイドルに憧れて芸能界入りしたこともあり、ぴゅーぴるモ! の活動休止はかなりショックだったようです」（前出・アイドル誌編集者）
彼女と仕事をしたことのある芸能関係者は「素顔はナイーブな子だった」と振り返る。
「普段は親しみやすく周りを明るくするようなキャラクターでしたが、SNSなどにネガティブなコメントがつくと、かなり落ち込むナイーブな一面もありましたね。彼女はギャンブルの知識もあることから公営ギャンブルの生配信の仕事などもこなしていたのですが、チャット欄に彼女の容姿をディスるようなコメントが書き込まれるようになったそうで、“生配信の仕事は辛い”と弱音を吐くようになっていました」
趣味のギャンブルに特化したYouTubeチャンネル『みぃつんチャンネル』を開設するなど、ギャンブルアイドルとしても一部で人気を博していたが……。
「昨年5月ぐらいに突然YouTubeチャンネルが削除されてしまったんです。Twitterでは“私のチャンネルではなくって一出演者として番組をやらせて頂いていただけなのでアカウントに関しては、私は関わっておりません…”と、チャンネルが消えた理由を明かしていました。それからしばらくして生配信の仕事もやらなくなり、SNSでもギャンブルに関する投稿が消えてしまいました」（スポーツ紙記者）
彼女の母親と思われるTwitterアカウントでは、亡くなった翌日の3月22日に、
《なぜ……》
とツイートが。そして26日には、
《皆様、片瀬美月を応援していただきありがとうございました。まだ、受け止めることが出来ません。これを呟くのが精一杯です。ご理解ください》
と、早すぎる別れにショックを隠しきれない投稿をしていた。所属事務所によると、通夜、葬儀については、近親者で執り行われたという。
