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ー “やりすぎ感”が出てしまった前田敦子

 4月8日、4月クール火9ドラマ『人事の人見』の初回が放送された。

“やりすぎ感”が出てしまった前田敦子

 TravisJapanの松田元太が地上波連続ドラマ単独初主演となる今回のドラマ。老舗文房具会社『日の出鉛筆』の人事部を舞台に、松田演じる主人公・人見廉と、女優・前田敦子演じる同僚の真野直己が“現代人の悩み”と向き合う内容だ。

 そんな初回放送だが、視聴者の視線は前田敦子に集まった。

 ドラマ序盤から前田演じる真野が、鈴木保奈美演じる上司役の平田に強く意見するシーンが映し出されたが、前田が映った後、Xには前田の近影に驚く声が上がったのだ。

《しばらく見ないうちに前田敦子の顔が少し変わった気がする》
《なんか前田敦子こんな顔だったっけ》
《顔削りすぎじゃない?》

 顔まわりが以前よりもスッキリし、華奢な印象の強い前田に視聴者は驚いたようだ。しかし、違和感を抱いたのはそれだけではなかった。

「ドラマ内では、退職代行を使って辞めた社員に対して、人見が家へ訪問。そんな人見へ真野は“行ってはいけない”と何度も伝えるも人見の行動は止まらず、声を荒げて注意する場面がありました。さらに、パワハラの問題が浮上すると、上司や同僚に大きな声で怒りながら訴える場面も。その様子が視聴者は違和感を感じたようなんです」(芸能プロ関係者、以下同)

 大げさにも見える演技に、Xにはうんざりする声が集まった。

《ヒステリック声がしんどいなあ》
《人事の前田敦子、マジうるさい。ぎゃーぎゃーうるさい》
《キンキンした声が無理すぎて見るのやめた...》

 その違和感は、嫌気が刺して離脱する声もあるほどだ。

「物語では、仕事に一生懸命で破天荒な人見に終始振り回されて思うようにいかない真野の姿が描かれています。真野の仕事への力の入り加減を表現するために今回のような演技になったのでしょうが、1話を通して常に声を荒げている場面が多かったので、“やりすぎ”感が出てしまったようです」

 そんな酷評もあがった前田の演技だが、逆に言えば、その演技力の迫力が増しているのではないかと前出・芸能プロ関係者は指摘する。

前田さんがフジテレビ系連ドラにレギュラー出演するのは8年ぶり。その間にも映画『一月の声に歓びを刻め』の主演や、私生活でも結婚、出産、離婚などを経て、深みのある演技につながっているように感じます。今回ドラマで垣間見えた“うっとうしさ”も、ある意味リアルさがあり、視聴者の目を引くものがあったのかもしれませんね

 ドラマは始まったばかり。内容とともに前田の演技にも目が離せない。