承認欲求を満たすと好感度が爆上がり
質問を投げかけるときは、リラックスした雰囲気づくりも重要だと、大久保さん。
「プライベートに土足で入り込むようなモノ言いや、質問の仕方は慎むべき。相手の立場で考え、“私はあなたの味方で仲良くなりたい”という空気感をつくること。
相手は自分のことを話したいと思うと同時に『承認欲求』が満たされ、心を開きます」
相づちの「なるほど」「そうですね」「確かに」「本当ですね」は、会話をスムーズにする言葉なので覚えておきたい。
ただ、それらも単純に繰り返すと相手は「本当に聞いているの?」という気になってしまうのでご注意を。
「そんなときは、相手の言葉尻のひと言を引用し『◯◯なんですね』と返してみて。相手の言葉を借りることで、『しっかり理解しながら聞いてくれている』という納得感が生まれます。
また、相手が会話を終えたら、ひと呼吸おくのもポイント。間を置いたうえでこちらから話し出すと『あなたの話をしっかり受け止めた』と理解されます」
電話というツールも使わなくなり、用事はラインで、というケースが増える昨今。
「だからこそ、対面で会話する機会には、自分の話を聞いてほしい人が多いんです。そのときに『質問力』があれば、間違いなく相手との距離を縮められますよ」