部屋にカビが生えて、肌荒れや蕁麻疹が出るように
マンション理事会の働きかけによって、1月中旬にようやく調査が行われた。
「その結果、彼女たちの部屋の浴室と洗面所の配管が原因だとわかりました。なので、彼女たちがお風呂や洗面台を使うたびにポタポタと水が垂れてきて……。それがわかってからも対応や謝罪はなく、漏水が続き部屋にカビが生えて、肌荒れや蕁麻疹が出るようになりました」
放置された結果、2月下旬には、さらに被害が発生する。
「クローゼットを開けたら、コートや帽子、バッグなどが水浸しになっていたんです。可能なものはクリーニングに出しましたが、ダメになってしまったものも多くって。買い替える費用やクリーニング代を合わせると、35万円ほどの被害になります」
ハロプロ側の対応があったのは、さらに約1か月後。
「3月末に、ハロプロの会社の取締役とハロプロ寮の不動産会社の方などが謝罪に来ました。ハロプロ側も、不動産会社から漏水について知らされたのは最近みたいでしたが……。でも、何か月も放置されて、誠意が全然感じられないですよね。漏水の発生時点でひと言でも謝罪があれば、少しは気持ちに折り合いをつけることができたかもしれません。メンバーたちは漏水発覚後に仮住まいに引っ越したそうですが、彼女たちを守るだけでなく、私たち住人のことも考えてほしかったです」
“超超超 いい感じ”にはならなかった─。