“日本でいちばん明るい朝番組”のキャチフレーズどおり、バラエティー色の強い内容が受けて人気を集めているTBS系の朝の帯番組『ラヴィット!』。
「4月19日にはファッションセンターしまむらのオンラインショップ限定でぬいぐるみなど、番組のキャラクター・ラッピーのグッズが8種類発売されたのですが、即完売する人気ぶりです」(ネットニュース編集者)
3月29日から5月8日まで、東京・渋谷109内に期間限定でラヴィット!カフェがオープン中。今月末から6月まで大阪でもオープン予定だ。
「カフェは予約制なのですが番組内で告知された後に、2週間分はすぐに埋まってしまったので、先日やっと行けました。番組ファンにはお馴染みの“チーソー”の形をしたサンドウィッチなど、再現度が高くて大満足でしたね」(訪問した視聴者)
ラヴィット!カフェを利用した人のみが購入できるグッズなども飛ぶように売れており、番組の人気だけでなく放送外収入も絶好調。しかし、その好調ぶりは現場にはあまり反映されていないようで……。
スタッフには1円も入らない
「業界内視聴率が高いとあり、所属タレントを出したい番組の1つですね。ただ話題性のわりには制作費はカツカツのようで、ギャラの交渉やタイトなスケジュールの時に“予算が少なくてすみませんが……”とスタッフはいつも申し訳なさそうにしています。“グッズの売り上げなどはスタッフにも入るんですか?”と聞いたら、“1円も入りませんよ”と苦笑していましたね」(芸能プロ関係者)
今回のカフェやコラボグッズの収益は「制作費にも反映されないでしょう」とTBS関係者は語る。
「若手とはいえ朝から多くのひな壇ゲストを起用したり、ロケが多いこともあり、番組は今でもかなりの赤字だと聞いています。カフェやコラボグッズなど放送外収入に力を注いでいるのも、番組の赤字を補てんするためだと思いますよ。グッズ展開をしているのが番組のマスコット・ラッピーのみなのも、タレントサイドに売上げを持っていかれるとキツいからでしょう」
年末に放送された『ゴールデンラヴィット!』の豪華セットは「予算1000万円オーバー」と明かされたが、相次ぐグッズやカフェ展開は特番で予算を使い切ったからだったりして……。