数あるスポーツの中から選んだ野球では、さまざまな記録を更新。これだけの成績を残す肉体をつくり上げた食事にも注目が集まっている。
WBCでチームメートだった選手たちからの“大谷はゆで卵をよく食べていた”という目撃情報は報道されているが、嫌いな食べ物はあるのだろうか。
飲み会は行かずに部屋で読書
「トマトは苦手なようで、なるべく口にしたくないようです。代わりにビタミンやミネラルが豊富なブロッコリーをよく食べています」（梅田さん、以下同）
実はあれほど食べている卵もかつては“弱点”だった。
「'20年に血液検査を受けたところ、投球をした後の炎症の回復を卵の成分が遅らせてしまうという結果が出たようです。それまでは毎朝オムレツを自分で作って食べていましたが、しばらくやめていました。ただ、最近の検査結果で卵を食べても身体への悪影響がなくなったと出たみたいです。オムレツは油を使うので避けていて、ゆで卵を食べていますね」
オムレツのほかにも意図的に避けているものがある。
「グルテンを摂取することで太って身体の動きが悪くなるのを防ぐために、グルテンフリーにも取り組んでいますね。自分でお米を炊くときには、玄米9割に白米1割を混ぜているようです」
かつては、二日酔いで試合に出場するプロ野球選手もいた。最近ではそこまで飲む選手はいなくなってきたが、大谷はお酒が苦手なようだ。
「野球選手は飲んで騒いでが好きな人も多いですが、大谷選手はプロ野球の日ハム時代からあまり飲めないようです。飲み会などに参加したときは、乾杯のビールの1杯だけ。しかも、そのビールも飲み切れずに持て余していました。そもそも飲み会にはあまり参加せず、部屋で本を読んでいるようなタイプでした」
それだけに大阪で行われた侍ジャパンの決起集会に参加したのは特別だったようだ。
「あの会が数か月ぶりの外食だったみたいです。ただ、WBCでアメリカのマイアミに移動してからは、後輩にお願いされて、数人で米国対ベネズエラ戦をテレビ観戦しながら外食をしたものの、水原一平通訳も参加した決起集会はトレーニングをするからと欠席したようです。シーズンに向けてというのもありますが、そういった飲み会の場が苦手というのもあるのかもしれません」（前出・スポーツ紙記者、以下同）
