二刀流のエンゼルス・大谷翔平(28)が、侍ジャパンの同志ラーズ・ヌートバー外野手(25)とWBC優勝以来の再会を果たした。
戦友と“初対決”も
ヌートバーが所属するカージナルスのホームゲームで対面(日本時間5月3日)。ピッチング練習に向かう大谷にヌートバーが駆け寄り談笑した。
「食事に誘ったけど、(大谷は)寝ていたいみたい」とヌートバー。
「ワクワクする。楽しみ」と話していた投手・大谷と初対戦(同5月4日)は、大谷がヌートバーを3打席連続三振に打ち取る気合のピッチング。試合後ヌートバーは「うまくいかなかった。彼がこの勝負に勝った」と完敗の弁を。打者・大谷ではライト前にヒットを放つと打球の速さに守備のヌートバーのグラブがはじかれる場面も。
侍戦士のレッドソックス・吉田正尚外野手(29)とのメジャー初対決(同4月17日)では空振り三振に。吉田は「1打席しかなかったけど、結果的に最後はまっすぐをはじけなかった」とコメント。
同級生&先輩とも対決
同学年でメジャーデビューしたアスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)とも初対戦(同4月2日)しライト前に適時打。2度目の対戦(同4月27日)でもヒットを飛ばし、1打点をマーク。「球自体は強かったですし、たまたま飛んだコースがよかった」と大谷。メジャーでは先輩の貫禄を見せつけた。
花巻東高校の先輩でブルージェイズ・菊池雄星投手(31)との今季初対決(同4月10日)では、2打席目に2ラン3号ホームランを放ち、大谷は兜セレブレーションを初披露した。
マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(49)との再会(同4月4日)では、大谷が駆け寄って脱帽して挨拶する光景に“レジェンド”イチロー氏への敬意と礼儀正しさがメディアやSNSで注目を集めた。
大谷は優勝&MVPのWBC後も好調をキープ。4月15日からの17連戦をチームで唯一、全試合に出場し鉄人ぶりを発揮。さらに3月・4月期の成績が、投手では4勝、防御率1・85、奪三振46、打者では打率294、7本塁打、18打点でいずれも昨シーズンの同時期を上回った。
早くも2年ぶりのMVP候補に挙がり、ますます目が離せません!