社長を直撃!次第にはぐらかすような返事になり……
――社長が安室奈美恵さんの兄というのは本当か?
「あー、それは関係ないでね。違います」
――会社の従業員から“安室奈美恵の兄”だと聞いたが?
「えっ、ウチの従業員が? へぇー!?」
兄であることを否定したが、次第にどちらでもなく、はぐらかすような返答をする。
――安室奈美恵の兄だけど、改名したとも聞いたが?
「名前は変えていますよ。でも、そんなことを言った記憶はないのですが……。ウチの従業員が勘違いしているのかどうか、わからないけれども……」
――従業員はハッキリと“社長は安室奈美恵の兄だ”と話していたが?
「そのことは、ちゃんと指導をしておきますよ。そんな勘違いをされると困るので」
――“指導”というのは、従業員が嘘をついているということか?
「というか、勘違いじゃないですかね。勘違いするようなアレがあるんですかねー」
――なぜ改名したのか?
「それは、家庭の事情とかありますから。弁護士がやっているだけであって……」
――兄ではなくて、親戚ということか?
「ムフフッフ~、それはなんとも言えないな。わかんない、オレには」
A社はホームページに《世界に通用するアーティストを育成し、人と人をつなぐ場所を創出いたします》とも記している。
「いまは、僕がタレントを育てているってことはないですね。芸能事務所としての機能は、本格的にはないですね」
受付の壁に堂々と安室のポスターを貼っているのはどういうわけか。
――ポスターにあるサインは本物か?
「アレはね、もらったヤツですね」
――本人から?
「はい、あぁ、本人っていうか、本人の関係者から……」
本物なのか偽物なのか、ハッキリとは言わずに、「すみません、いま病院なんで。このへんで失礼します」と言って、電話を切った。
前出の音楽業界関係者が憤慨する。
「ポスターを譲ってくれた関係者って誰だ? 安室さんは絶対にサイン入りポスターなんてあげません。そもそも“namie”なんてサインは見たことがない。彼女のサインは、漢字でフルネームのはず。もし、本当のお兄さんの会社でそんなことやっていたとしても、本人がカンカンに怒りますよ」
安室さんが復帰して真相を語ってくれればいいのだが、それもまた、叶わなそうで。