さらには弁護士が投稿した《添付した動画》にも、次のような指摘が寄せられている。

《読売さんには、映像許可もらったんですよね?》《映像の許可とってます?違反してませんか?》

 当該弁護士が《ボールが来てからキャッチするまでの映像はこちらです。》とのコメントと共に添付したプレーの検証動画だったが、これを“無断使用したのではないか”との疑念が持たれたのだった。

「引用の明示」がなかったことをお詫び

 すると翌9日ーー。

上記映像の出典は、日テレジータスからです。引用の明示がなかった点については、お詫びし、改めて引用の明示をします。
なお、この引用について無断引用ではないかとのご意見がありますが、著作権法32条1項の「引用の目的上正当な範囲内」のものであり許されると考えます。》

 あらためて“引用元”を記してお詫びすると共に、著作権に関しても、弁護士の観点から“許される”範囲内と主張したのだった。

「今回、オスナ選手が“少年にボールを渡すことができる”と予告した事で、球団ファンや野球ファン、そしてネットユーザーからは神対応に賞賛の声が上がっています。

 横取りを疑われた男性にも言い分はあるとは思いますが、あの場で大人としてボールを譲ってプレゼントしていれば、少年にとって憧れの選手同様の“ヒーロー”になっていたのではないでしょうか」(前出・野球担当記者)

 あらためて動画を見直した男性の心境はいかなるものか。