蒲郡の認知度アップにも貢献
蒲郡市ではロケ地マップを配布するなどして作品を盛り上げているが、冠レースを行う効果をこう語る。
「ロケ地の作品を冠とすることで、全国のボートレースファンにドラマや映画作品とロケ地・蒲郡を紐づけてPRすることができ、作品と同時に蒲郡の認知度UPにつなげることができています。市民もなじみの場所が作品の中で紹介され、とても喜んでいます」(同・担当者)
ドラマや映画とのタイアップは選手の間でも好評だという。
「『ウツボラカップ』では優勝した黒井達矢選手が“第5話まで見ましたよ! 次回が楽しみです”とコメントをしてくれたことで、スタッフやキャストの士気が上がりました」(同・担当者)
現在はボートレース蒲郡のみでの試みだが、ボートレース振興会もこう期待を寄せる。
「今後こうしたロケの誘致も必要かと思いますので、検討していきたいと思います」(担当者)
かつてはおじさまたちの鉄火場のイメージが強かったボートレースだが、今後はドラマや映画のプロモーションの場のひとつとして定着していくかもしれない。