「最初は本当に信じられなくて、ドラマの放送が始まってもずっと、実感が湧きませんでした」
そう話すのは、小説投稿サイト『エブリスタ』で連載された『悪魔はそこに居る』の原作者・清水セイカさん。
7月31日までエブリスタで開催中の『週刊女性 マンガ原作大賞』。コンテスト開催にあたり、自身の作品がコミカライズとドラマ化された経験のある清水さんに『週刊女性PRIME』が直撃インタビュー!
エブリスタに投稿したきっかけや、小説を書く際に意識していることなど、普段は聞けない貴重なお話を明かしてくれた。
「少しずつでも、毎日投稿を!」
「作品を読んでいただけるだけで嬉しかったくらいなので、ドラマはイチ視聴者として見ていた感じでした(笑)。コミカライズもドラマ化の際も、譲れないポイントと脚本の内容を確認したくらいで、大変な作業はほとんどありませんでしたね」(清水さん、以下同)
自分の書いた物語がコミカライズされ、映像化するーー。「まさかの展開ばかりでした」と当時のことを振り返る清水さんだが、最後まで小説を書き上げたのはエブリスタが初めてだったという。
「単純に趣味でよく読んでいたのが、エブリスタさんに投稿されている恋愛作品で。高校生のころに小説を少し書いたことはあったのですが、最後までしっかり書き上げたことはありませんでした。
子どもが幼稚園に入って手が空いたことと、エブリスタさんで著者さんとコメントを交換していたこともあり、自分でも書いてみたいと思って始めた、という感じですね。もちろん商業化なんて考えたことはなかったですし、1人でも2人でも私の作品を読んでくださることや、最後まで書き上げられたことがうれしかったです」
実際に投稿を初めてから意識していたことは?
「投稿の期間が空いてしまうと自分も読者の方も作品の存在を忘れしまうので、毎日、少しずつでも投稿したほうがいいのかなと思います。ランキングの上位作品を読んでみて、今読まれている作品の傾向を把握することも大切なのかなと。『この人の書き方を真似する』ということではなく、いろいろな方の作品を読むことで勉強させて頂いています」