「被告と初めて会ったのは今年2月5日、Bとその妻(ともに50代)が主催する誕生会という名の“乱パ”でした」
乱パとは、男女複数人がみだらな行為をする乱交パーティーのこと。Aさんは何度かこの違法なパーティーに参加していたことを率直に告白してくれた。
「5日の乱パには、B夫妻のほか、3組のカップルが参加していた。その中にCという30代男性がいた」
乱パの主催や、“パパ活”女子に買春行為を斡旋するなど、カタギとはいえないC。特殊詐欺の指示役として逮捕された過去があるという。
「当時、交際相手がいなかった私に、BとCは被告を彼女候補として紹介したのです。私がルックスを全く気にしないタイプで、性格や相性で選ぶことを知っていたから被告を紹介したんだと思います」
乱パ主催者に彼女候補として被告を紹介されるが…
だが、Aさんは被告との交際を望んではいなかった。なぜなら、りの被告はCが抱えるパパ活女子の一人だったからだ。
「パパ活には興味がなかったんです」
Aさんと被告はSNSで何度かやりとりはしたものの、やはり交際には至らなかったという。そのうち、被告からDという20代女性の“推し”がいると紹介された。
「Dちゃんとも1回も会わなかった。会うだけで料金が発生してしまうシステムだし、やっぱりパパ活には興味がなかった」
ある日、りの被告とDが一緒にいるとき、被告がAさんへ電話してきたことがあった。被告がDと電話を代わって、AさんとDが話していると、
「私たちが親しそうに話す様子を見た被告は、二人が隠れて会うのではないかと疑ったんです。Cが仕切るパパ活のルールでは“会ったら金が発生する”わけで、被告は私がそれを破ったと思い込んだ」
すると、被告から一方的にAさんを責め立てるツイートがされるようになったという。ついにはこんなメッセージが。
《自分の発言に責任持てよ? 自分がチキンだからって私も同じだと思うな》
《本当に許せない。頭がおかしい人なら仕方ないけど、自分がまともって思ってるなら責任は取ろうね。責任とらずに逃げるのは頭のおかしい人のやることだよ。》
被告がここまで激昂したのは、Bのある行動が影響しているという。