竹内まりやや谷中敦と川上つよしなど豪華アーティストが参加
竹内まりや、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦と川上つよし、真心ブラザーズのYO-KINGなど、豪華アーティストが参加している。
長野「僕らが歌ったり、聴いていて心地いい曲を集めました」
井ノ原「どの世代の方に聴いていただいても、“いい”と思っていただけるような普遍的な楽曲を選んだつもりです」
アルバムのタイトルを『二十世紀 FOR THE PEOPLE』にした理由を聞くと、
坂本「僕ら、V6として『MUSIC FOR THE PEOPLE』でデビューさせていただきました。今回、改めて、音楽って、みんなのためにあるものだよなと考えたときに、デビュー曲が素敵なタイトルだと思ったんです。少し恥ずかしくはあったんですが、今回のアルバムのタイトルに『MUSIC FOR THE PEOPLE』はどうかと提案したら、みんなどんなリアクションを取っていいかわからない顔をしていて」
井ノ原「はははは」
坂本「それなら、僕ら、二十世紀に生まれたグループだし、グループ名の20th Centuryもかけて『二十世紀 FOR THE PEOPLE』にしようと」
井ノ原「『MUSIC FOR THE PEOPLE』だと、許可を取らないといけないんじゃないかみたいな話にもなって(笑)。デビュー当時、ライブのタイトルとかいろいろなところに“FOR THE PEOPLE”をつけていた記憶もありましたし。“20th Century FOR THE PEOPLE”だと、“みんなのために僕たちトニセンがいる”という、ちょっとおこがましい感じになってしまうので、この形に落ち着きました」
'80年代後半から'90年代前半をイメージさせるジャケットに身を包んだ3人が、ポケットバイクでポーズを決めるジャケット写真も印象的だ。
井ノ原「みんなでアイデアを出し合っているときに“大人が乗るポケバイっていいよね”と盛り上がっちゃって。長野くんは、持ってるんだよね」
長野「以前は2台持っていて、1台あげちゃいましたけど」
井ノ原「子どもたちがサーキットで(モータースポーツの入門カテゴリとして)ポケバイに乗ってレースをする。そこから、成長してバイクに乗るようになって」
長野「そうそう。でも、大人でも乗れますよ。実測で120キロくらい出るので、結構スピードも出るんです」
井ノ原「スーツもスタイリストさんが、『あぶない刑事』の衣装を担当していた会社から借りてきてくれて」
長野「髪型も意識してね」
井ノ原「これは裏話ですが、舘ひろしさんがポケバイに乗っている写真を見つけて、それがすごくよかったので再現してみたかったというのもあります」