とにかく「17」に縁がある
(6)1日の半分寝ている説
「趣味は睡眠ですね」
と話すほど寝るのが好きな大谷。
「5月に侍ジャパンで一緒に戦ったヌートバー選手が食事に誘ったのですが、“寝ている”という理由で断っていました。それほど睡眠を大事にしているということです」(前出・スポーツ紙記者)
投手もバッターもこなす大谷は、単純に考えて他の人の倍の練習が必要だ。
「二刀流は体力を使うので、疲れを残さないために睡眠をしっかりとるようにしています。試合のない日は、起きると読書などをしてから練習して寝る。それを一日繰り返しています。それだけ寝ているので、あれほどの体格になったのだと思います」(梅田さん)
日本人の平均睡眠時間は6・4時間といわれているが、大谷はどれだけ寝るのか。
「寝れば寝るほどいいと言っていましたね。10時間以上は普通で、昼寝と合わせて12時間ほど寝ることもあるとか」(前出・現地メディア関係者)
半日寝ている説は事実のようだ。
(7)「17」と不思議な縁がある説
エンゼルスでの大谷の背番号といえば「17」。この数字には何かと縁がある。
「花巻東高で1年生のときにもらった背番号は17でした。エンゼルスと契約したのは'17年で、メジャーで新人王を獲得したのも日本人では、イチローさん以来、17年ぶり。'21年に松井秀喜さんが持っていたメジャーリーグの日本人最多本塁打記録を更新したのも17年ぶりのことでした」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
つながりがある数字のようだが、極め付きは……、
「“翔平”は合計で17画。運命で決まっていたのかもしれませんね」
17が関係してくるとき、大谷がまた偉大な記録を達成するかもしれない。
梅田香子 スポーツライターとして、野球以外にもフィギュアスケートやバスケットボールなど多くのスポーツに精通。現在はアメリカに在住し、大リーグを中心に取材活動を行う