真剣勝負の試合中にも天然っぷりは抑えきれず。
「ポケットが外に出たままプレーを続けたこともありました。ピッチャーとしてマウンドに立ったとき、いつもはベンチに置いている走塁用の手袋をポケットに入れたまま投球をしたことも。ベルトがねじれたまま打席に立つことも何度かあり、その状態でホームランを打っていました。こうした大谷の行動にチームメートらがこらえきれずに笑ってしまうこともしばしば。真剣勝負で笑ってはいけない状況ですが、チームメートを笑顔にしています」
天然すぎる“長嶋茂雄伝説”
“天然伝説”は日本ハム時代やプロ入り前にも。
「'16年にリーグ優勝を決め、記念撮影をしているとき、チームメートが大谷選手に向かってゴミのようなものを投げてイタズラ。大谷選手は犯人にまったく気づかずに周囲をキョロキョロと見回していました。試合中のベンチでも同じようなイタズラをされ、何が起こったのかわからず、不思議そうな表情を浮かべている様子がカメラに映ったことも。
さらに、日本ハム時代の監督でWBCでも一緒に戦った栗山英樹さんは大谷選手について、“野球に関しては完璧。だけど、普段は本当にマイペース”と証言していました。小学生のころは休み時間が終わったことに気がつかずに遊び続けて、授業に遅刻。先生に怒られることもよくあったようです。また花巻東高時代は、寮から急いで出ようとしたときに、身長が高いこともあり、ガラスに頭をぶつけて割ってしまったそうです」(スポーツ紙記者、以下同)
次々に天然エピソードが出てくる大谷。野球選手では、“ミスター”こと長嶋茂雄も天然として知られている。
「ソックスが片方しかないと探していたら、左足に2枚重ねてはいていた、球場に連れてきた息子の一茂さんの存在を忘れ、試合後に一茂さんを置いたままひとりで帰宅してしまう、試合前の練習で気合を入れすぎたのか、試合前を試合後と勘違いして、そのままシャワーを浴びて帰宅しそうになったなど、“長嶋伝説”は数々あります」