「口は災いの元」
そんなことわざが浮かんでくる。
騒動の主人公である広末涼子はその後芸能人らしく沈黙を貫いているが、“男たち”はどうしたことか。夫・キャンドルジュン氏は異例の記者会見を開いたまではよかったが、その後自身に暴行・不倫疑惑が浮上。広末と不倫に及んだフレンチレストラン『sio』の鳥羽周作シェフは『週刊文春』で200分に及ぶインタビューを受け、彼女との馴れ初めから、今後も広末を支えていくという強い意志まで赤裸々に語ってみせた。
『文春』の告白の最後で、「これで僕がこの問題を話すのは終わりにしたいです」と話していたはずの鳥羽シェフ……しかし、雑誌発売と同じ週の7月1日に配信された『東スポWEB』で、また取材に応じていたことが判明し、世間を驚かせた。
鳥羽シェフが現れたレストランと“2つの媒体”
記事では、不倫報道のあとに『週刊女性』が報じたキャンドル氏の不倫・暴行疑惑について触れ、
《俺の方がちゃんと法律も守ってる。向こうは暴行、傷害ですからね。それなのに同列で扱われるのってどうなのって思うし。(中略)クソっすよあいつは。それわかった上であんな泣き落としみたいな。まあでも出てくると思いますよ。不貞行為なんて10くらいあるんじゃないですか、俺が知ってる限り。マジでああいうやつは抹殺された方がいいですよ、ホント。俺の方がまだ純愛でまともじゃないすか。しょうがねえなって感じじゃないですか》
と話し、『文春』に流出した“交換日記”について、資料を提供したのはキャンドル氏ではないか、との持論も述べてみせる。先の告白200分でこの問題を話すのは終わりにしたい、と話し、《全部自分が悪い、全て受け入れて、ゼロから生きていくしかない》と反省の弁を述べていたその人とは、同一人物とは思えぬ二転三転ぶりをみせる鳥羽シェフ。当然ネットは炎上。なぜこのような事態になってしまったのか──。
『東スポ』の記者が鳥羽氏に話を聞いたのは7月1日。この日は鳥羽シェフの新店舗『NAGANO』(長野県・小谷村)がオープンする日だったという。
「マスコミは新店舗オープンの日を知っていましたが、騒動の最中ですから鳥羽氏は店に来ないだろうと思われていた。ところが東スポほか複数のスポーツ紙の記者が当日、現地に向かいました。なかでも東スポさんは席を予約して食事をしたといいます」(スポーツ紙記者)