岡本真夜の友人が感動した逸話
国府が「なんて頑張り屋さんなんだろう」と感動した逸話がある。
「私のコンサートにゲスト参加してもらった際、たまには洋楽も歌わせちゃおうとボサノヴァの名曲『イパネマの娘』をお願いしました。英語の歌詞動画を送ったつもりが、うっかりミスで2番がポルトガル語版に。でも真夜さんは文句も言わず見事に歌ってくれたんです」(国府)
岡本のキャラクターについては「もの静かで聞き上手。決断力と行動力は想像をはるかに超えていて、私の100倍、決断が早い」と言う。
「真夜さんは人生を素敵に楽しむコツを知っている人。私のほうが年上なのに頼りにしています」(国府)
岡本自身も世間から見られるイメージと実際の自分とのギャップを感じることが多いという。
「レースのカーテンのある部屋で紅茶を飲んでいそうとか、フランス映画ばかり見ていそうとかよく言われます(笑)。でもまったくそんなことがなく、どちらかというと男っぽい性格だと思います」
岡本とは“はちきん”仲間である島崎和歌子も次のように話す。
「肝っ玉があるというか。大変なことがあっても全然めげずに自分の好きな道をいくところは高知の女性だなあと思います」(島崎)
2人が出会ったのはまだ20代前半のころ。同世代で同郷ということもあり、すぐに仲よくなった。
「高知の女性はお酒好き。私たちもご多分に漏れずで(笑)、2人で一緒に飲みに行きますね。最初はおとなしい人なのかなと思っていたのですが、明るくて社交的で、アーティストとしてのイメージと本人のギャップが結構ありました」(島崎)
一方で岡本の才能にはいつも驚かされている。
「学生時代の体験を歌詞にしたことがあると聞きましたが、同じ高知の田舎で過ごしていて、どこでそんなふうに思い描くことができるのか不思議でした。私も素敵な楽曲を提供してもらいましたが、感受性が豊かな人なんだなあと感動します。いつも高知に帰ったときは真夜ちゃんに『今、●●にいるよ』と連絡するんです。いつか高知で何か一緒にできたらいいねという話もしています」(島崎)