改めてA氏に今回の金銭トラブルに関する質問状を送ると後日、A氏が社長を務める会社の役員とA氏の秘書が一連の事情を説明してくれた。
「投資ではなく、あくまでも貸し付けです。何か案件があり、それに投資というのではなく貸借で、投資という表現は正しくないと思います。貸借の契約書を交わしていますので」
“種子島に自衛隊の基地ができるから、先に土地を買って転売する”という行為は明らかに投資案件のように思えるが、A氏側はこう話す。
「AとBさんは以前から付き合いがありました。複数の案件の話をしている中に今回の種子島の話もあったかもしれませんが、“これのために投資をしてください”といったものではなかったはずです」
「1日でも早く返済したい」返済意思はある
返済が滞り、6月9日に延滞したうちの3000万円を支払うという約束をしたが、返済がなかったのは事実なのか。
「当初はそういうお話だったと思うのですがこちらの金銭的な事情もあり、返済できませんでした。1日でも早く返済したいと考えており、弁護士を通して返済方法について、Bさん側にもご相談させていただいています。弁護士を通して支払いの猶予をお願いしておりまして、約束を無下にしている状況ではありません」
A氏側も思うところがあるよう。
「返済が滞っていることはこちらに非がありますが、真摯に対応して弁護士を通してご相談しているにもかかわらず、このような形でメディアからの取材を受けている状況に困惑しております」
気になるのは、コロッケがこの件に関与しているのかどうか。返済について話し合いを行った場に同席したという話だったが……。