台湾での“嫁姑問題”

 最近では少しだけ風向きが変わってきたという。

「江さん寄りの意見もやや増えているように思います。以前は“愛ちゃんのおかげで有名になった男”という印象だったのですが、彼は実際イケメンだし多くの企業CMなどでも活躍し始めたことで見直されてきたような空気を感じますね」(Cさん、以下同)

長女は父と、長男は母と暮らす。姉と弟の“生き別れ”がつらい!(画像は江宏傑SNSより)
長女は父と、長男は母と暮らす。姉と弟の“生き別れ”がつらい!(画像は江宏傑SNSより)
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 実際、江のインスタには現地ファンから“早く息子を取り戻せますように”といった応援の声が寄せられていた。

「台湾夫に嫁いだ日本人妻の多くは“人ごとじゃない”と戦々恐々としています。台湾で離婚すると多くの場合は共同親権になりますから。共同親権の名のもとに子どもを日本に連れ帰れず、取り上げられたらたまらないですよ」

 働く女性が多い台湾では離婚率も高く父子家庭も多い。子を連れて帰りにくいという理由で、離婚を踏みとどまる日本人妻も多かったのでは。

「愛ちゃんは義母や義姉とのお付き合いも大変だったと思います。台湾人男性は“アジアのイタリア人”と呼ばれるほど女性に優しい。デートではエビの殻をむいてくれるような理想的な彼氏なんです、結婚するまでは! 

 結婚した途端“自分のお母さん”がナンバーワンになる。特に江さんの故郷・新竹(シンジュー)のあたりは、よけいにその感覚が強かったのかもしれませんね」

 義母は最強、と語るCさん。

「だから私の知る日台夫婦でうまくいってるのはだいたい、義母がいない家ですね(笑)。もちろん台湾人同士の結婚でも、義母がらみで離婚に至るケースは多い。だから台湾人は不倫問題にはドライで無関心だけど、嫁姑問題の話題は大好きですよ

 元夫婦の激しいラリーをわれわれはただ見守るほかない。