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「驚きですよ。大麻をみだりに保管していたら、所持で逮捕されますから」
そう呆れ気味に話すのは、元大阪府警刑事で犯罪ジャーナリストの中島正純氏だ。
日大アメフト部の現役部員が大麻などの違法薬物を所持していた疑いで逮捕された件で、8日、同大は会見を開いた。参加したのは林真理子理事長、酒井健夫学長、澤田康広副理事長の3人。
「理事長である林がアメフト部の学生寮に家宅捜索が入るまでその事実を知らなかったことから、“お飾り理事長”と囁かれている。アメフト部の悪質タックル問題や元理事長の脱税などの問題から人事を刷新した日大でしたが、中身は何も変わっていないと言わざるを得ない」(スポーツ紙記者)
“空白の12日間”が物議に
そんな中、同会見で終始、逆ギレした様子で臨んだ澤田副学長による説明から新たな問題点が露見した。それは“空白の12日間”。
7月6日、日本大学側の調査でアメフト部の寮から植物片を発見。その後、“12日間の空白”を置いてから18日に日大側から警視庁に発見の報告をしたというのだ。これは澤田副学長の指示のもとに行われたというのだが……。
「元検事である副学長がこの判断をすることは本当にあり得ないですね」(前出の中島氏、以下同)