では、指摘された《他の国では結構触られている》の実態はどうなのか。
他国の観客マナーを映した“証拠動画”
7月には韓国で開催されたフェス『S2O』での出演動画を投稿しているSODA。タイ発祥の水かけフェスティバルともあって、水着のような露出多めの衣装に身を包んだまま、大阪フェス同様に観客の手が届く位置まで近づいてパフォーマンスをしている。
応えるように大きく手を上げたり振ったりするも、目の前にいる彼女に触れようとする観客は誰ひとりとしていない。ハイタッチの要求こそあれども、身体に向かって手を伸ばすような行為は一切見受けられなかった。
他に投稿されたアメリカ・ニューヨークでのライブやミーティングも然りで、SODAがセクハラ被害を受けるシーンはなく、中国では混乱が起きないよう厳重にガードされる姿もあった。もちろん“他の国”の全てではないが、彼女が言う“日本が初めて”は事実に思える。
大阪フェスでの行為は各都道府県の迷惑防止条例、または強制わいせつ罪にも問われる立派な犯罪とも言えよう。“加害者”である観客らはフェスのノリで許される、SODAのファッションを見て「触ってもいい」とでも思ったのだろうか。