家計簿はつけない!肌感覚で家計管理
「若いころは生活が苦しく、年金の積立金が払えなくて。息子には迷惑をかけたくないから、自分で稼いで生活するつもりだったので、年金を毎月3万円もらえるのは本当にありがたいです」
収入はほかにYouTubeのギャラが月2万円弱、クラフト作品販売などの雑収入が年間30万円程度ある。
「息子が毎月3万円仕送りをしてくれますが、いつか返そうとその分は貯金しています」
収入は決して十分な額とはいえないが、無駄を極力減らし、お金をかけず手間をかけることでやりくりする。家計簿はつけていないが、肌感覚で収入より少なめに使う“節約グセ”が身についている。
「今はネットスーパーで必要なものだけを買うように。野菜はもらうことが多いですね」
東京に住む夫とは、家計も住まいもすべて別だ。
「結婚してからこれまで一緒に暮らそうと思ったことはないんです。お互いにそのほうが気楽で。夫に何かあれば助けるけれど、今後もこのスタイルを貫くつもりです」
また、人付き合いにはお金をかけないのがモットー。
「親しくても毎回家に上がってお茶を飲まないようにしていますし、ご近所とも冠婚葬祭のやりとりはしない。トラブルも防げるし、気も使わなくてすむし……。価値観は人それぞれだと思いますが、私にはこれがベストです」