《自分では絶対にゴミを拾わないでしょ!》
SNS上で多くの批判を浴びているのは、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵。
事の発端は8月19日、トークバラエティー番組『今田耕司のネタバレMTG』(読売テレビ)で飛び出した発言だった。
「大阪で問題視されている外国人観光客のゴミ捨てマナーに関する話題の際、杉村さんは“外国のみなさんはどうぞゴミを捨ててください。われわれが拾います。そのかわりお金を使ってください”と持論を展開しました。
大阪の景観よりもインバウンド需要を重要視する杉村さんの見解なのでしょうが、極端な意見にMCの今田さんはじめ、共演者から総スカン。ネットニュースにも取り上げられて“炎上”していました」(スポーツ紙記者、以下同)
杉村は大学中退後、派遣清掃員として働いていたところ、外資系の証券会社からスカウトされて転職。その後、自民党の候補者募集に応募すると公認となり、小泉チルドレンの一人として2005年の衆院選に出馬し、26歳の若さで当選。瞬く間に政界へ進出したが、当時から“失言キャラ”だった。
「当選直後“真っ先に国会議員の給料を調べた”とか、“料亭に行ってみたい”などと議員らしからぬ発言を連発し、顰蹙を買っていました。一方では、飾らない性格がウケてテレビに引っ張りだこ。2010年に政界から身を引いたあとも、タレントとして活躍しています。軽率な発言をして炎上するのは相変わらずですが(笑)」
“ポイ捨て歓迎”発言が飛び出した19日の夜、杉村の姿は都内の居酒屋にあった─。
「お連れの方と一緒に来ていました。この店には杉村さんから贈られた花も飾ってありましたよ。お店が混んでいたこともあって滞在時間は10分ほどでしたが、店員さんと仲よさそうに話したり、杉村さんだと気づいた女性客に手を振るなど“ファンサービス”もしていました」(目撃した男性、以下同)
地元・北海道で会社社長も務めている
この日は、杉村が準レギュラーを務める『サンデー・ジャポン』(TBS系)の生放送前日。そのためか、番組に触れるひと幕もあったという。
「お連れの方から“彼は明日サンジャポに出て、また口を滑らせますよ!”とイジられていました。本人も笑っていたので自覚があるんでしょうね。“失言の予告”なんて杉村さんらしいですよ」
しかし、杉村の友人は意外な一面を語る。
「彼は北海道旭川市で、商業施設を運営する会社の社長を務めています。この日、彼が訪れていた居酒屋を経営しているのは、旭川の商業施設内で営業している飲食店の関係者。杉村さんは挨拶を兼ねて多忙の中、顔を出しに行ったんですよ」
実は、杉村は義理堅いところがあるようだ。
「彼はテレビでは軽薄そうに振る舞っていますが、挨拶や礼節を重んじる律義な性格。人生の転機となった証券会社への転職も、衆院選の当選も、人とのつながりでつかんだものですから、“ご縁”の大切さが身にしみているのでしょう」(杉村の友人)
周囲を心配させないためにも、過激な発言はほどほどにしてください!