番組公式アカウントのハッシュタグが下品すぎる
《放送まであと1週間となりました!
12月30日(水)よる10時はテレビの前でお待ちください!
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「このようなハッシュタグは正直褒められたものではなく、非常に下品なものだと思います。しかし、野球ファンや番組視聴者はハッシュタグにあるような出来事を求めていることも事実。内容だけでなく、番組の人気の一因は引退を惜しむファンが多いことが示していますが、東山さんのナレーションにある。『プロ野球戦力外通告』は、“もう駄目か……と諦めかけた時、携帯に着信が……”など、ナレーションの表現が独特なのですが、その文面に合った、冷静というよりも冷徹な感じの東山さんのナレーションが非常に合っていた。“このナレーションだけは続けてくれ”という人が多いのもわかります」(前出・テレビ誌ライター、以下同)
'13年に東山は『プロ野球戦力外通告』の取材会で番組について次のように話していた。それは奇しくも現在のジャニーズ事務所が置かれている状況と似ていて……。
「光が当たっている人たちほど影の部分も大きい。プロ野球選手も努力がなかったら終わりますし、逆にそこがきちんとしていれば、ずっと光に当たることができる」
「戦力外通告自体にスポットを当てた番組はこれが初。男にとっては、ものすごくショックな戦力外通告。その傷からどう立ち直って第二の人生を見つけるか、厳しさを乗り越えた時の喜びを感じさせてもらえるので、良いことよりも印象深いです」
ジャニー喜多川氏が日本の芸能界にもたらした数々の人気グループという“光”。そして当時より公然の秘密として扱われつつもようやく公になってきた性加害という“影”。東山はこの度新社長に就任した。ジャニーズ事務所が長年抱えてきた影を、彼はトップとして戦力外通告できるか。ジャニー喜多川氏によって付けられた“傷”から、被害者をどう立ち直らせてあげられるか。
TBSで同じく東山が出演・ナレーションを務め、同じくスポーツを扱う番組『バース・デイ』は、東山の降板を発表したが『プロ野球戦力外通告』については明らかになっていない。東山のタレント活動は年内まで。年末の風物詩的番組のナレーションははたして──。