6位は、1980年代に希代の霊能者として人気を博した「宜保愛子」。「嘘くさい霊能者が多い中で、宜保さんだけは本物だと思えた」(52歳・男性)など、宜保さんの霊能力に誰もが夢中になった。
ネッシーはいる!
宜保さんの霊視は、「シャルル・ボネ症候群が関係しているのではといわれています」と三上さん。シャルル・ボネ症候群とは、視力が低下した人が実際には存在しないものが見えるというもの。宜保さんは左目の視力がほとんどなかったという。
「左目に霊視相手の情報を受信し、映像化したものを視ていたのではと思います。実際、霊能者で左目の視力が低いという方は多いです」
7位は「ネッシー」。「インチキだとしてもいてほしい」(51歳・女性)と存在を疑うコメントが多く寄せられたが、三上さんいわく「ネッシーはいる」。
「これまでネッシーは首長竜の生き残りといわれてきましたが、実はウナギの一種らしい。私が聞いた話だと捕獲されていて、アメリカの諜報機関で飼育されているそうです」
8位は「心霊写真」。「大学で心霊研究会に入り、心霊写真を撮影するための旅行をした」(64歳・男性)という熱心なファンも。
「1974年に刊行された『恐怖の心霊写真集』という本が心霊写真ブームのきっかけ。その後続いたテレビの特番の心霊写真特集も人気でした。でもほとんどは作り物。本物はやばいですよ。怨念の強い霊は物質化するので、写真にはっきり写り込みます。見ないほうがいいです」