「やはりイチローさんは監督よりも選手が似合う。孤高の存在のままでいてほしい」(東京都・35歳女性)
「監督になって失敗する姿は見たくない。やるならば、監督ではなく球団全体を統括するような地位で頑張ってほしい」(宮城県・49歳女性)。
同じく、10位に入った松井秀喜にも同様の意見が多く、
「偉大な選手時代のイメージのままでいてほしい」(茨城県・56歳男性)
「人柄も素晴らしいと思いますし、監督というより子どもたちに野球を教えてほしい」(岐阜県・28歳女性)
野球界のスーパースターには、唯一無二の存在のままでいてほしいというファンの思いがあるのだろう。
暴力、女性問題を起こした現役選手
以下、5位には江川卓、6位には落合博満、7位には桑田真澄と残念ながら往年の名選手たちが名を連ねる中、女性からの反対意見が多かったのが、8位の中田翔と9位の山川穂高だ。2021年の日本ハム時代にチーム内で暴力事件を起こし、巨人へ移籍した中田には、
「いかなる理由があろうとも暴力を振るうなんてあり得ない。監督になっても指導と称して手を出しそう」(福岡県・42歳女性)
「プロを目指す子どもたちのお手本となるべき人なのに。夢を与える立場ではない」(富山県・26歳女性)
今年5月に知人女性との強制性交の疑いがあるとして書類送検された山川には、
「自分の管理さえできない人に、選手の管理はできないと思う」(大阪府・53歳女性)などと批判の声が集まった。
ただ監督の理想や意見を押しつけるのではなく、選手一人ひとりを尊重して育成する“プレイヤーズファースト”が叫ばれるようになった昨今。監督は指導力より“人間力”が問われる時代になってきているのだろう。