愛子さまのそばに動物が寄ってくる
動物といえば、今年8月の那須でのご静養中には、『那須どうぶつ王国』を4年ぶりにお訪ねに。
「コロナ禍以前は毎年訪れ、朝から晩まで楽しまれていたお気に入りのスポットです。今年も、色とりどりの鳥たちがパフォーマンスを行うバードショーや、“世界一かわいいヒツジ”といわれるヴァレーブラックノーズシープへのえさやりなど、大満喫されたと聞きました」
両陛下と愛子さまは、閉園して一般客が帰ってからも滞在し、午後8時ごろに帰路につかれたという。その間、貸し切りの園内で、動物とたっぷりふれあわれたのだろう。
お住まいで犬や猫を飼われるなど、天皇ご一家の“動物愛”は広く知られている。
「両陛下はご結婚後、赤坂御用地に迷い込んだ犬が産んだ子犬の『ピッピ』と『まり』を可愛がられてきました。2匹とも'09年に天に召されましたが、その年の春には、動物病院で保護されていた柴犬系の雑種『由莉』が家族に仲間入り。名づけ親は愛子さまでした」(宮内庁OB)
'10年の夏には、赤坂御用地に迷い込んだ野良猫の親子をご一家が保護された。
「ご一家と交流のある方から聞いたお話ですが、愛子さまのそばには、いつも動物が寄ってくるそうです。猫の親子も愛子さまへ近寄ってきて。あまりに懐くものだからと、ご一家が面倒をみられることになったと聞きました。
動物たちも、愛子さまが“愛情を注いでくれる心優しい方”だとわかるんでしょうが、愛子さまにそうした“不思議な力”があるのは間違いないかと」(皇室ジャーナリスト)
『皇室の窓』(テレビ東京系)の放送作家・つげのり子さんは、愛子さまとペットとの交流についてこう語る。
「当時8歳の愛子さまは、保護してペットとなった愛猫のしぐさが人間に似ていることから、『ニンゲン』と名づけられたといわれています。愛子さまはひとりっ子なので、犬や猫をきょうだいのように思い、心通わせ、面倒をみてこられたのかもしれません」
動物に囲まれた生活の中で、愛子さまは“働く動物”にも関心を広げていかれたようだ。