愛子さまの今後の進路
「学習院大学で行われる毎年恒例のイベント『オール学習院の集い』では、初等科時代から必ずといっていいほど『アイメイト協会』の啓発ブースへ。盲導犬とふれあい、活動を支援するサポートグッズを購入、募金もなさっていました」(前出・宮内庁OB、以下同)
初等科の卒業文集には、動物の殺処分がなくなるように願うお気持ちや、ペットの存在で毎日を楽しく生活していることを綴られた愛子さま。
高等科の卒業に際しては、“平安文学に見る猫や犬と人との関わり”をテーマにレポートをまとめられた。
「大学ご卒業を来春に控え、愛子さまの今後の進路に注目が集まっています。いずれは陛下と雅子さまが学ばれたオックスフォード大学があるイギリスに留学されるという見方が強いですね」
前出のつげさんも、愛子さまの英国留学に期待を寄せる。
「愛子さまは、幼少期から一貫して日本文学に興味をお持ちですので、留学先でもその研究を続けられると思います。例えば、オックスフォード大学は、ヨーロッパ最大の“日本研究の拠点”としても知られ、日本への関心が高い外国人研究者が集まっているので、愛子さまも好奇心をそそられるのでは」
イギリスでの学びは、それだけにとどまらないという。
「イギリスは“ペット先進国”としても知られています。1824年に設立された『英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)』は“世界最古の動物福祉協会”とも称され、国民の動物愛護に対する意識も高い。ペットショップでの生体販売に関する規制をはじめとした、動物の飼育や販売に関する法令が数多く存在します」(在英ジャーナリスト)
前述した初等科の卒業文集の中で、愛子さまは《たくさんの人に動物の良さが理解され、人も動物も大切にされるようになること》を願われた。
「人間と動物のかかわりという観点で、イギリスは世界をリードしています。愛子さまも留学中、休日に動物愛護の現場やイベントを見学されたり、専門家に話を聞いたり。研究のみでなくプラスアルファの分野に取り組まれる可能性はあると思います」(つげさん)
来たる英国生活でも動物に懐かれる─。愛子さまの能力が開花するに違いない。