「見かけたことはあるが会話を交わしたことはない。生活上のトラブルはなかった。いたって平凡なタイプの男だ」(同住民)
地元・足立区の出身。東京を離れていたが数年前にUターンし、現在のアパートで暮らすようになるまでは区内の実家にしばらく身を寄せていた。実家周辺の住民が振り返る。
「いつもニコニコとやさしい笑顔で、子煩悩なパパです。夏場には“公園に花火をしに行こっか”と言ってお子さんを喜ばせたり、休日には駐車場で一緒に洗車するなど楽しそうでした。奥さんは感じのいい女性だし、夫婦仲もよさそうだったので逮捕は信じられません」
アパートに引っ越してからも、実家にときどき顔を出すなど親孝行だった。
「ちょっと危なっかしい面はありましたが、友人思いのいいヤツです。父親になって自覚も芽生えていたみたいなので逮捕は何かの間違いであってほしい」(小・中学の同級生の男性)
子煩悩パパの別の顔「自己中心的」「やんちゃ」
その一方、別の知人や同級生からは「自己中心的」「やんちゃでいい印象は持っていない」などの声も聞かれた。
現在は無職だが、SNSでは多彩な趣味を公開している。特に登山にのめり込み、アマチュア登山家のあいだで“憧れ”とされる標高3000メートル級の山を次々に踏破。難易度が高く、冬季や荒天など悪条件下で危険性を伴うスリリングな登山に挑戦してきた。