どうやって大量にのせた?

 また、進次郎議員は以下もインスタで綴っている。

《吉野家の牛丼に使用されている玉ねぎの端材(芯など)はスタートアップ企業によってパウダーになり、それがカレーに使われているそうです。今までは中国産のタマネギパウダーも使っていたものを国産に切り替えることに繋がり、地産地消にもなり、食品ロス削減にも繋がり、素晴らしい取り組みです。私が取り組んでいるサーキュラーエコノミーの好事例です》

食品ロスの話をするときに“大量紅生姜”の写真を載せるのもちょっとどうなのかと思いますが、その大量に消費した吉野家の紅生姜って原産国は中国なんですよね。玉ねぎなどは国産ですが。この点も進次郎議員らしくズレているというか……」

 本稿の担当記者は撮影用に吉野家の都内某店で進次郎議員と同じく牛丼をテイクアウトした。「紅生姜はいくつもらえますか?」と聞くと店員より「3つまでです」と返ってきた。3袋分を牛丼にのせたが、彼の牛丼の半分にも満たない。見た目5分の1ほどか。

「マニュアルでは3袋までとあります。それ以外ではちょっとした裏ワザというかせこい手ですが、小袋ではなく、店内で備え付けの紅生姜をテイクアウトした牛丼にのせる人もいるみたいです(苦笑)。進次郎議員がどうやって大量の紅生姜をのせたかは定かではないですが」(前出・飲食コンサルタント)

 吉野家のレジ袋は有料ではなく無料で入れてくれる。先生は当然、それを断ったのだろうか?