結婚、出産、離婚を経て、9歳年下の恋人と過ごす

27歳で長女を出産。産後1か月で仕事に復帰した
27歳で長女を出産。産後1か月で仕事に復帰した
【写真】27歳で長女を出産した田中律子が美しすぎる

 こうして芸能界で活躍を続けてきた田中だが、プライベートでは、結婚生活に15年でピリオドを打ち、離婚を経験している。夫婦仲に亀裂が入った理由のひとつが「立ち会い出産」だったという。

娘の出産に夫が立ち会ったのですが、そのときから女性として見ることができなくなったと言われました。スキンシップがなくなり、心も離れていったんです。でも夫は子どもの面倒をきちんと見てくれ、家事もしてくれ、浮気もまったくありません。CM契約のこともあり、なかなか離婚を決断できませんでした。

 娘のためにも離婚は避けたいと思っていたのですが、娘から見ても関係が冷え切っていることは明らかだったのでしょう。当時、小学6年生だった娘に『もう離婚していいよ』と言われ、決意することができました

 その娘は高校からイギリスに留学し、5か国語が話せるようになった。

「ある方から『子どもは、9歳まではお母さんと心のへその緒がつながっている状態。だから、いっぱい抱きしめて、いっぱい甘やかしたほうがいい』と言われて、素敵な価値観だな、と。だから9歳までは『かわいい、かわいい』と甘やかしていました。でもいつの間にか大人になり、自分で進路も決めて、高校からは離れ離れで暮らすことに。寂しかったですが、娘とはずっと仲よしで、会うたびにいつも抱きしめてチューしていました。25歳になった今も、ギューッってしてチューしてくれます」

 現在は9歳年下の彼氏がいることも公表し、隠し立てしない姿も好感度が高い。

「離婚を発表してからはいろんな方から食事の誘いがあり、モテモテでした(笑)。今の彼のことはとても大切に思っていますけれども、離婚をするときの手続きが大変だったので、再婚は考えていません。銀行、パスポート、運転免許証の名義変更など、どうして女性だけが名前を変えなければならないのだろうと思いました。今はパートナーがいれば結婚という形をとらなくてもいいかなと考えています。彼は趣味が同じなので、一緒にサーフィンしたり、海で遊んだり、刺激をたくさんくれます。自分らしくいられるし、無理なく、健康を保っていられるのも彼のおかげだと思います」

 番組で共演している徳光さんは「恋する律ちゃん」も見てきたという。

「シングルマザーとしてしっかりお子さんを育てながら、ちゃんと恋もしているから、色気やアイドルの香りを残していられるんだなと思いました。結婚前も離婚後もものすごくモテたでしょう。離婚して大変なこともあったでしょうが、そういうそぶりを一切見せず、いつもどおり自然体で笑顔で人に接していたので、さすがだなと思いました」(徳光さん)

 また、田中にはこんな少女のような一面も。

律ちゃんはモッくん(本木雅弘)の大ファンなんです。路線バスの旅で、モッくんの家の近くを通ることがあったのですが、『会ったらどうしよう』とドキドキしてるんです。昔、アイドルをやりながらモッくんの追っかけをしていたとか。少女みたいでかわいかったですよ。僕はいくつになっても女性が恋をすることは大切だと思っているし、律ちゃんにはずっと恋をしていてほしいと思っています」(徳光さん)