司会者・有吉弘行と“因縁”ある歌手
音楽系芸能プロダクションに精通する芸能リポーターに“事情”を聞くと、
「まあ、米津玄師とKing Gnuに関しては“NHKが落とした”のではなく、“NHKが断られた”のが正しいところだと思います。それぞれが納得いくパフォーマンスを披露したいストイックなタイプで、何かと制約が多い“紅白のステージは合わない”とオファーを断った可能性はありますね」
紅白に出場することがステータス、とは言えない時代。ただでさえギャラは安く、拘束時間は長いとされる紅白だけに、オファーされながらも出演をお断りする歌手も少なくはないという。では、藤井風とVaundyが“落選”したのはなぜ?
「藤井の場合は、年頭に騒がれた“スピリチュアル”色の強さが関係しているかもしれません。本人は信仰に関して肯定も否定もしていませんが、旧統一教会問題も注視される中で、彼の出演に懸念を抱いたとしてもおかしくはありません。
Vaundyは……そうですね。昨年に“そんなもんかい、紅白!”と観客を煽るパフォーマンスをしていましたが、自身のラジオで“ファンもいない会場でスベってた”とVaundyをイジっていたのが有吉弘行。そんな有吉が今年の司会ですから、そんな“因縁”を配慮して忖度したというところでしょうか(笑)。まあ、単純にスケジュールの都合が合わなかったのでは?」(前出・芸能リポーター)
落選組の“四天王”による生ライブが放送されたら、視聴者はテレビに釘付けになることだろう。