御料牧場で見せられた“阿吽の呼吸”
10月には日本赤十字社企画展『関東大震災100年 温故備震~故きを温ね明日に備える』をご覧に。
「ひとつの史料をお三方が熱心にご覧になり、お気づきになったことや内容について語り合われるお姿がとても印象的でした」
そう振り返るのは、案内役を務めた日本赤十字社広報室・赤十字情報プラザ参事の大西智子さん。
「皇后さまと愛子さまからは、ほぼ同時のタイミングで救護所の数に関するご質問をいただきました。愛子さまは熱心にいくつも質問してくださいました。
例えば、重症度で治療の優先順位を決めるトリアージのタグについて“今でも紙を使うんですか”などといったご質問がありました。ご一家が交わされるお言葉から、赤十字の人道支援活動に対する深いご理解とご関心が伝わりました」(大西さん)
11月10日には、リニューアルオープンしたばかりの『皇居三の丸尚蔵館』へ。ご一家ゆかりの品々の特別展を鑑賞された。
「雅子さまは淡いピンクのパンツスーツ、愛子さまは同系色のセットアップという“リンクコーデ”でした。最近の愛子さまは、立ち居振る舞いが雅子さまにそっくりだと感じますが、この日も展示物への視線の送り方や、立ち姿が“シンクロ”していました」(皇室ジャーナリスト)