9月には球団公式X(旧ツイッター)で次のような動画も投稿されている。内投手がチームメイトの輪の中心で得意のモノマネを披露しているのだが、ターゲットにされたのは大袈裟にフォームを誇張された安樂投手。
“いじり”のつもりがパワハラに
大笑いする選手たちを前にやり切った表情の内投手。すると「よくやった」とばかりに歩み寄って抱擁を交わしたのは、投手陣のリーダー的存在のマー君こと田中将大投手だった。
「このモノマネに“俺、そんなんちゃうわ”と苦笑いしていた安樂ですが、もちろん内投手を本気で怒るようなことはなく、2人の間柄に遺恨関係はありません。それに投手陣の中では総じて、マー君からも可愛がられるイジられキャラに見えました。
ただ済美高時代から“お山の大将”環境で育ち、いわゆる古い体育会系体質の持ち主でもあります。他の若手選手に対しても、内投手と同じように絡み、先輩としてイジっていたつもりが度を超えた過剰パワハラと受け止められたのかもしれません」(前出・野球担当記者)
冒頭の“デッドボール”発言では《来年はもっと強く投げます》と、来年のファン感謝デーでさらなる安樂いじりを予告していた内投手。自身は11月26日、約4倍増しの年俸1900万円で契約更改を終えたが、今後の調査次第では先輩とのコントも叶わないのかもしれない。