馬に興味関心がある雅子さま
競馬観戦自体が初めてだったという雅子さまは、
「展示物を丁寧にご覧になり、ご質問やご感想をお話しになる目が輝いておられました。昭和天皇のお手馬であった白馬の馬名や、競走馬を御す(巧みに扱う)道具などについてご質問があったことから、馬という動物に関心を持たれ、理解を深めたいというお気持ちが伝わってきました」
各地へ足を運び、国民や動物に心を寄せられる国母を陰ながら支えてきたのが、ご両親の小和田恆さんと優美子さんだ。
「外交官だった恆さんの海外赴任に合わせ、世界各地で生活してきた小和田家は、深い絆で結ばれています。'04年には、ご療養に入られた雅子さまが、愛子さまを連れて、長野県軽井沢町にある小和田家の別荘で静養されたこともありました」(皇室担当記者)
皇后となられた今でも“小和田家の娘”であることに変わりはない。そんな雅子さまにとって重大な出来事が、このほど起こっていた。
小和田邸が“空き家状態”
「都内にある雅子さまのご実家である小和田邸が“空き家状態”になっているんです」
11月下旬、小和田家に近しい人物から提供された情報をもとに本誌は現場へ向かった。閑静な住宅街でひときわ存在感を放つ白い外壁。邸宅の敷地面積は約400㎡にも及ぶ。
「恆さんは、'18年6月に国際司法裁判所の判事を退任し、15年間暮らしたオランダから帰国しました。その後、当時80代だったご夫妻が住みやすいように、ご実家をリフォームしたそうです」(前出・皇室担当記者)
皇后陛下の肉親は“警護対象”であるため、自宅前にはポリスボックスが設置されている。しかし、24時間、警戒にあたっていたはずの警察官の姿が、今はない。
小和田家に起こった“変化”について近隣住民に聞くと、
「つい先日、小和田さんご夫妻はお引っ越しされましたよ。雅子さまの妹さんが暮らす都心のマンションの1室が空いたタイミングで、お住まいを移すことになったようです」