なるほど山川が起こした騒動と移籍にモヤモヤするファンだが、代わりに埼玉県出身のスター選手がライオンズに来るとあれば、話は別ということか。
レギュラー争いは「毎年恒例のこと」
「まあ現実的な話をすると、ただでさえ山川選手の獲得を歓迎しない、懐疑的に見るホークスファンもいる中で、今シーズンも136試合に出場した生え抜きのスター選手、人望も厚い中村選手をプロテクトから外すことは考えにくい。任されるのはファーストのバックアッパー、左の代打の切り札としての役割。
それでも山川選手のFA宣言後にレギュラー争いを聞かれた際に、“毎年恒例のこと。今年もレギュラーと思ってスタートしてない”と口にしています。ポジションが被る新戦力を迎えようとも、ならば外野手に戻ってでもホークスでレギュラー争いに挑むと思いますよ。
ただ中村選手が地元でのプレーを望んでいて、万一にも球団にトレードを直訴したとしたら、功労者である本人の意思を汲んでプロテクトから外す可能性もなくはないですが……」
パ・リーグチームで出場した今年のオールスターゲームで、ライオンズ公式インスタグラムによって、“おかわり君”こと中村剛也とのツーショット画像とともに《結成!?NAKAMURA'S》と投稿されていた中村晃。迎える2024年シーズン、NAKAMURA'Sが同じチームでプレーすることを球団も願っているのだろうか。