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谷村新司さんが亡くなった2023年10月8日から約2か月後となる12月11日に、お別れの会が催された。
「この日は谷村さんの誕生日でした。会場は、東京のグランドプリンスホテル新高輪『飛天』。谷村さんが1983年に初めてディナーショーを行った思い出の場所です。前半はファンクラブ会員を中心とした2000人が参加した“感謝”、後半は関係者600人の“喝采”というタイトルの2部制で行われました」(スポーツ紙記者、以下同)
「また『サライ』を歌おうね」
「堺正章さん、武田鉄矢さん、ゆずの北川悠仁さんなど、多くの芸能人が参加しました。司会進行はフジテレビの軽部真一アナとフリーアナウンサーの有働由美子さん。最初に『流星』を歌う谷村さんの映像が巨大スクリーンに映し出されて、続いてアリスの『冬の稲妻』『チャンピオン』などのステージ映像を披露。1曲ごとに拍手喝采でした」
谷村さんは高校在学中に音楽活動を始め、1971年にアリスを結成。堀内孝雄、矢沢透とヒット曲を連発し、ソロでも活躍。
「活動50年を記念して、2022年にアリスはライブを行いました。あと10年続けようと言っていましたが、残念ながらこれが3人の最後のステージに」(音楽ライター)
堀内は悲しみを振り切るように、谷村さんへの思いを語った。
「これから先も歌っていくことがやっぱり一番大事なんだなって。チンペイさんはずっと生きてるなと思います」
加山雄三も哀惜の言葉を送った。
「ご苦労さま、ありがとうね。そのうち俺も行くからよ、そっちでまた『サライ』を歌おうね」