黒柳徹子

父は音楽家でヴァイオリニストの黒柳守綱、母はエッセイストの黒柳朝。音楽学校卒業後、NHK放送劇団の俳優募集に応募し、劇団員の1人に選ばれる。'53年、テレビ女優の第一号としてデビュー。'54年、NHKラジオ第1のラジオドラマで子どもの声を演じ人気となり、その後多忙を極める。'58年の『第9回NHK紅白歌合戦』で初めて紅組司会を務めてから、現在までに通算6度の司会を担当。'61年に文学座附属演劇研究所に入所し、NHKを退社。その後、ニューヨークに留学し、演技やダンスを学ぶ。'76年にテレビ朝日で『徹子の部屋』がスタートし、現在まで続く長寿番組となる。'78年にTBSの音楽番組『ザ・ベストテン』が開始、初回から最終回まで司会を務めた。'81年、自伝的物語となる『窓ぎわのトットちゃん』を出版し、「トットちゃんブーム」を巻き起こした。'84年から、ユニセフ親善大使を務め、熱心に活動を続けている。'86年から始まったTBS『世界・ふしぎ発見!』でも、初回からレギュラー解答者として、毎回出演。現在では、InstagramなどSNSも多用し、'21年にはYouTube公式チャンネルも開設するなど、精力的に活動を続けている。