リーダー不在は続くのか?

 そして最も票数を集めた1位は「ふさわしい人がいない」だった。有権者の声を聞いてみると、

「残念だけど本当に誰もいない。自民党は嫌だけど野党はもっとひどい」(福岡県・62歳・女性)、「立憲民主党内閣なんてありえない。旧民主党のひどい政治が思い浮かぶ。まずは、まともな野党が欲しい」(山梨県・46歳・男性)、「今いる議員で信頼できる人がいない」(栃木県・36歳・男性)、「政治不信。政治家不信。ニューリーダーを期待している。とりあえず大阪万博は中止してほしい」(大阪府・41歳・女性)

 ジャーナリストの当山みどりさんは、

「与党と野党があって政治は成り立つものですが、今は実質、野党が存在していないようなもの。政権与党の支持が落ちていると野党党首の人気が上がるものですが、立憲民主党党首の泉健太さんが街を歩いていても顔がわかる人は少ないのでは。2位の石破さんもピークは10年前くらいだと思います。アンケート結果を見ても政治不信とリーダー不在を強く感じました」

 強い信念を持ったリーダーの登場に期待したい。

『首相になってほしい人TOP10』※調査方法:インターネットアンケート会社Freeasyで有権者の男女1000人を対象に元国会議員も含め無作為に選んでもらいました(その他含まず)
『首相になってほしい人TOP10』※調査方法:インターネットアンケート会社Freeasyで有権者の男女1000人を対象に元国会議員も含め無作為に選んでもらいました(その他含まず)
【写真】次の首相になってほしい議員は誰?圧倒的票数で1位になったのは?
※調査方法:インターネットアンケート会社Freeasyで有権者の男女1000人を対象に元国会議員も含め無作為に選んでもらいました(その他含まず)