シニア転向後は実績が残せていない

本田真凜さんは、世界ジュニアで優勝したことで浅田真央選手クラスの選手になることが期待されていましたが、実際のところ、シニア転向後(2017年以降)はこれといった実績が残せていません。

 平昌五輪の代表選考がかかった全日本選手権ではミスを連発し、残念な結果になってしまいました。その後も伸び悩み、2021年10月には『自分の中では、大学生が終わるまでかなと思う』と引退を示唆する発言もありました。その発言の通り、今年の大学卒業を機に引退をする結果になりましたね」(スポーツ誌記者)

 また、なかには今後の活躍の舞台の一つに“芸能界”を選ぶのではと推測する声も。

《浅田舞みたいにタレントさんに転身するのかな?》

《プロフィギュアより、ダンスとかタレント枠のほうが活躍できそう。華があるしトークもきちんとしてるし》

《身内に女優がいるし、大卒のタイミングならすんなりとアナウンサーとかも狙えるキャリアだよなぁ、とは思う》

 実はバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)の2022年6月20日放送回では本田三姉妹が出演し、芸能界への興味について言及したことがある。

 MCの上田晋也が「みなさんずっとスケートをやるんでしょうけど、将来スケートを引退したら、真凜​ちゃんも紗来ちゃんも芸能界入るんじゃないの?」と質問すると、2人は顔を見合わせ、返事を濁しつつ笑顔を見せていた。

 芸能界に興味ゼロではない様子だった本田真凜。この引退会見も、芸能界入りへの布石という見方もできる? プロ転向後はフィギュアに専念するのか、それとも――。今後の活動に注目が集まる。