「当然ながらネット上では、曖昧にされたことで疑惑は晴れずにマー君へのバッシングは日に日に強まりました。契約更改が年を越したのも、一部では“今オフでの移籍説が浮上していた”との、にわかに信じがたい報道も出る始末。
“神の子”とも称された彼が、プレー以外のことで槍玉に挙げられるのは初めてですし、平静を装ってはいますが誹謗中傷にも近い批判はかなり堪えたと思います。シーズンが開幕すれば心無いヤジも飛ぶかもしれませんし、マウンド上でのメンタルが心配ですね」
黙っていれば何かたくさん色々言われた
先のYouTube動画では、自身を気にかけてくれた【今江(敏晃)監督のために今シーズン頑張りたい】との抱負を口にした後、少しの間をおいて【色々オフシーズンありましてけども……】と重い口を開き始めた田中。
【野球のことを言われるのは野球で勝負しているからしょうがないけど、何かそれ以外の部分とかで何か、黙っていれば何かたくさん色々と言われたなぁっちゅうもんはありましたけども(苦笑)。
まあ、でもそんなことも信じずにね、信じてくれる人はやっぱ何も言わずに信じてくれていますし。18からこの世界に入って、色々経験してきましたけども、(プロ生活)18年間になりますけども、毎年まだこんな経験させてくれるんだって。良くも悪くも、それはすごくたくさんあって、ほんと毎年勉強になります。
自分が反面教師じゃなけども“自分はこうはならないぞ”という、いろんな情報の取捨もあるし、そこはやっぱり冷静に自分としてはしていかないといけないなというふうに思っております】
今シーズンは外野からのヤジを黙らせるような、“神の子”として圧倒的なプレーでチームを引っ張ってほしい。