かくいうマリーンズでも2023年のキャンプ中、
《残念ながら一部の方が、周囲への迷惑となるような過剰にファンサービスを求める行動をとられている事象がありました。非常に危険な事象もあったことから、このような行為はなにとぞお控えいただきますようお願いします。》
公式HP上で3度にわたってファンマナーへの注意喚起をしては、宿舎や公共交通機関などの練習場以外ではサイン対応しないことを強く記している。
選手会でも「転売問題」を訴えた
またプロ野球選手会でも公式X(当時はTwitter)にて、
《サインの転売問題は以前から選手会でも問題視する声が出ていました。一部の方の心無い行動により、ファンのみなさんとの交流が縮小してしまうことは選手の本意ではありません。 転売はもちろん、フリマサイトなどでの購入もお控えいただければと思います。》
転売目的でサインを求めるファンがいることを把握しているとして、対応する選手の気持ちを代弁するとともに、流通するサインを購入しないよう呼びかけていた。
「プレーでチームを勝利に導くことが1番の努めではありますが、ファンサービスもまたプロ野球選手の仕事。特に佐々木のような人気選手であれば尚更サインを求められる機会も多く、キャンプでは距離が近い分トラブルに見舞われる可能性もあります。
それでも選手を守るために尽力し、常に自分の練習やプレーに集中できる環境を当たり前のように整えてくれる球団、そしてスタッフに感謝するキャンプになるかもしれませんね」
2024年はチームとファンと、輪の中心で喜びを分かち合えるシーズンになるだろうか。