男性のフリー転向は女性よりも難しい!?
8位に生田竜聖アナ(35)、9位には永島優美アナ(32)というフジテレビの先輩・後輩コンビが。生田には「生田斗真くんが独立したから、同じ事務所でできそう」(奈良県・21歳・女性)。永島には「子どもができたことで、もっとゆったり仕事がしたくなるのでは」(京都府・35歳・女性)といった声が。
「お兄さんの知名度は強い武器ですが、生田アナはフリーにならないと思います。離婚した同局の秋元優里・元アナとの間に子どもがいて、もしタレントになったら写真を撮られる可能性があったりと、なかなか会いづらくなると思うんです。もし誰かと再婚となっても今よりも大変になりますし、フリーの可能性は低いと思います」(川内さん)
永島アナも慎重派でフリー転向はないと川内さん。
「『めざまし8』で谷原章介さんが財布を落としたというエピソードを披露したときに『何ですぐカードを止めないんですか』と永島アナがツッコんだりと、防犯に対して詳しくて熱心なんだそうです。
危機管理意識が高く、ある意味、慎重派なので、お子さんもできたばかりですし、フリーになるような冒険はしないと思います」(川内さん)
10位は日本テレビのラルフ鈴木アナ(49)。「藤井さん、上重さんと日テレの男性アナのフリーが続いているからありそう」(栃木県・33歳・女性)
「ラルフアナは、過去に手越祐也さんが未成年と飲酒していたことが発覚した際に、そこに同席していたと報じられたんです。
それがきっかけで『news zero』を降板となり、ほかの番組の出演機会も減ってきた。フリーになっても、今の時代はどうしてもそういった過去がつきまとうから厳しいと思うんです。
そういう意味では、フリー転向を表明した後輩の上重アナも、過去にスポンサーからの利益供与が伝えられている。そのイメージをどう払拭するかが、活躍できるかどうかのカギになると思います」(川内さん、以下同)
かつては女性アナが主流だったフリーへの転身だが、近年は男性アナも目立つように。『トヨタ自動車』に入社した元テレビ朝日の富川悠太アナのように、異業種へ転職したりと、フリー以外の道を選択する人も増えてきた。
こうした状況に川内さんは、「コロナ禍を境に価値観が変わってきたのでは」と分析する。
「男性アナの場合、フリーへの転身は、ある程度年齢を重ねてふと人生を考えたときに、出世コースとか自分の立ち位置が見えてくるじゃないですか。そこで自分の力量を試そうとフリーになる人もいたり、出世の限界を感じて、以前から興味があった異業種に転職を試みる人も。コロナ禍でおうち時間が多くなり、考える人が増えたのも一因じゃないかなと思うんです。
ただ、フリーになったとしても、レギュラー番組を持って安定した収入を得ようと考えると、女性は飽和状態とはいえ番組アシスタントとか活躍の場はまだ多いのですが、男性はMCなどメインの仕事が主流。
藤井アナのようにすでに番組が決まっていないと、人気アナといえどフリーで活躍を続けるのは難しいと思いますね」
フリーになりそうなアナウンサーTOP10
1位 安住紳一郎 TBS 126票
2位 水卜麻美 日本テレビ 112票
3位 桑子真帆 NHK 93票
4位 下平さやか テレビ朝日 87票
5位 弘中綾香 テレビ朝日 77票
6位 田中瞳 テレビ東京 69票
7位 岩田絵里奈 日本テレビ 54票
8位 生田竜聖 フジテレビ 47票
9位 永島優美 フジテレビ 39票
10位 ラルフ鈴木 日本テレビ 35票