公認取り消しの理由について、高橋氏は自身のXに投稿した動画で、
《党から「立候補を断念しろ」と言われ、涙をのんで引き下がることに致しました。理由は、ラウンジで働いていた過去があるからです》
と、涙ながらに訴えていた。しかし玉木氏は、
《ラウンジ等に勤務していたことで出馬辞退を求めるようなことはありません》
と反論。現在、高橋氏はXのアカウントを削除し、すでに私人へと戻ったとされ、現在の動向は伺えない状況だ。
アナウンサーになるため慶応へ
高橋氏はその肩書き通り、慶応大学在学時から学生アナウンサーとして活動していた過去がある。
「芸能事務所に所属して、『めざましテレビ』(フジテレビ系)への出演経験やグラビアにも挑戦していました。卒業後も民間企業で働きながら、イベント司会などタレント業をこなしていたとか。アナウンサーになるため、ニューヨークの新聞社へのインターンやミス慶応への出場など、努力を重ねていたようですね。そもそも慶応に入ったのも、アナウンサーになりやすいと思ったからだと聞いています」(前出・スポーツ紙記者)
大学1年生のころ、高橋氏は『慶應塾生新聞』のインタビューに、
「アナウンサーになるなら、慶應かなと思って慶應を選んだ。大学3年生くらいで留学へ行って、帰ってきたらアナウンサー学校にも通いたいと思っている」
と語っていた。
華々しい慶応卒の女性アナたちのように…とは行かず、政治家を志すも公認取り消しの末路。とはいえ、父の会社の倒産など、これまで数々の困難を乗り越えてきた彼女の今後に期待したい。