「マクドナルドはハッピーセットの『おもちゃ』で子どもたちが夢中になって遊びながら、幅広い領域への興味を深め、考える楽しさを広げてほしいと考えています。年齢制限は設けておりませんが、お子様にお楽しみいただきたいと思っております」
日本マクドナルドは週刊女性PRIMEの取材に、「ハッピーセット」はあくまでも子ども向けの商品であるとともに、あらためて同商品の“本来のあり方”を説明した。
大手ファストフードチェーン店『マクドナルド』の人気商品「ハッピーセット」を目的に、全国各地の店舗で“大人たち”が行列を作った。お目当てはおまけとして提供される、人気キャラクター『星のカービィ』のぬいぐるみ。
2月23日に第1弾を販売すると翌日には店頭から姿を消し、3月1日の第2弾も即日完売という大人気ぶり。楽しみにしていた多くの子どもたちの手元に行き渡ったのかと思いきや、そうではなかったーー。
『メルカリ』をはじめとするフリマアプリには『カービィ』が大量出品され、ハンバーガーやドリンクを含めて約500円の商品が数千円、また数個セットで1万円以上と高額転売されているのだ。
騒動後の『メルカリ』での販売状況
転売問題に詳しいITライターによると、
「つまりは販売開始と共に行列をなした“大人”たちは、多くが転売目的の転売ヤーだったということ。認知度の高い人気キャラで、しかも個数が限られているアイテムだけに標的とされたのでしょう。
中には第2弾の販売開始前の出品も報告されており、ネット上では“関係者”による不正転売も疑われるケースも。子ども用の商品でもお構いなし、そんな転売ヤーには冷ややかな視線が向けられています」
彼らには“金のなる木”に映ったのだろう。開店前から並んでまで大量に仕入れたハッピーセットだが、3月3日時点の『メルカリ』をのぞいてみると、把握しきれないほどの出品が確認されるのだが……、