澤井:芸人さんも、作家さんを気にされていると思うと緊張します(笑)。ちなみにネタはどうやって作ってらっしゃるんですか?
森田:プライベートでは『プロフェッショナル』とか『ガイアの夜明け』とか観るんですけど、ドキュメンタリーっぽい番組で取り上げられてる人からネタを思いついたりしますね。
澤井:え、そこが着想なんですね!
森田:あくまで本人は真剣なんだけど、たまに熱量ありすぎて、外側から見ているとヤバい人いるじゃないすか。ああいう一歩手前の際どさみたいなのが、コントに活かせそうだなって(笑)
ゴシップ仲間はアノ人気芸人たち
澤井:さらばさんは、YouTubeの更新頻度も速いですけど、その辺りも作家さんと二人三脚でやられているんですか?
森田:そうね、ナベちゃん(放送作家の渡辺佑欣)と2人で雑談しながらが多いっすね。
澤井:割と即興というか、その場で決めちゃう感じですか?
森田:今までは撮れる時に1日2~3本ぐらい撮り溜めてたんですけど、最近はその時間もなくなってきたから。今はどっか空いてる平日深夜1時ぐらいから撮る感じで。
澤井:よくそんなポンポンと企画を思いつきますよね。どうやって考えているんですか?
森田:時事ネタとか、芸能人のゴシップとか、うまく(再生回数が)回りそうなネタで絡められないかなーと考えてますね。最近だとビッグモーターの不祥事とか、パチンコ屋GAIA閉店とか、ハライチ岩井さんが19歳と婚約したニュースとか。デカいネタがあった時はなんかできへんかなみたいな。
澤井:ビッグモーターの動画(不祥事後のビッグモーターと昼間の風俗店でどちらがお客さんが多いか検証する企画)はめっちゃ笑いました。森田さんゴシップも詳しそうですが、どこからネタを仕入れてるんですか?
森田:いやーでもやっぱゴシップが好きやから、自然とゴシップ好きな人たちが集まってくるんすよ。みなみかわさん、ウエストランドの井口、岡野(陽一)、鬼越(トマホーク)とか。それでお互いヒソヒソ喋ってみたいな(笑)
東ブクロ:あと『タダバカ(さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ)』の時、山里(亮太)さんとよくゴシップの話ししてるよな。
森田:『タダバカ』と『不毛な議論(山里亮太の不毛な議論)』の前室が被ってるんで、よく帰り際にお互いの持ちネタを提供しながらとかもありますね。
澤井:ブクロさんも結構ゴシップは好きなんですか?
東ブクロ:いやいや俺はゴシップされる側やから(一同爆笑)
森田:いやでもお前も好きやろ! たまにブクロが喋っているの聞いてると、「そのゴシップ俺が教えたやつやん」みたいな時あるもん(笑)
澤井:YouTubeとテレビの両方で、大活躍している人って中々いなくて本当にすごいなと思うんですが、棲み分けとか両立ってどう考えてるんですか?
森田:んー、意識してることはあんまないんですよね。しいて言えば、テレビでは放送できないような企画をYouTubeでやる感じっすね。もともとYouTubeは、事務所の家賃稼げればいいなぐらいのテンションで始めたんすよ。