臨時通訳の素顔
水原氏の突然の解雇により、3月21日の開幕戦2日目では、大谷選手に“臨時通訳”があてがわれた。
「過去に前田健太投手の通訳を務めていたウィリアム・アイアトン氏が通訳を務めました。普段は、球団の編成部で選手の育成と能力開発の主任を務めており、データ分析や動作分析が専門。日系人の父とフィリピン人の母を持ち、15歳まで日本で過ごしたことから日本語も堪能です。もともとは野球選手で、2012年にはフィリピン代表としてWBCの予選に出場しました」
彼をよく知る人物によると、アイントン氏は“スキャンダルとは無縁の人物”と語る。
「彼の父親は、大手外資系映画会社の日本法人の代表を務めていました。実家は都内の高級住宅街にあるビンテージマンションで、運転手付きの高級外車で遊びに行くことも。いわゆる育ちのいいお金持ちの子どもでした。ギャンブルにハマることもないでしょうし、お金に困ることはなさそうです」(アイアントン氏の知人)
水原氏の後任については未定だが、アイアトン氏がデータ分析と通訳の“二刀流”で大谷のピンチを救うか?