お酒が強いことで有名だが「気遣いの人」としても知られる
有能な仕事ぶりが多方面から高く評価されている島崎だが、プライベートでは酒豪として知られる。「量を飲むより、長く飲んじゃうんです」と本人が明かすとおり、若いころは朝まで飲むことも多かったという。ただし、今の若い人たちはあまりお酒を飲まない。飲み会に誘うこともコンプライアンス的な問題になりがちだ。
「ドラマや番組でご一緒しても若い人たちを自分からは誘わないですし、外に飲みに行く機会はめっぽう減りました。私、スマホじゃなくて今でもガラケーなのでLINEもやってなくて、若い人たちとは連絡が取りづらいんです。ホントは今流行っているものとか、いろいろ情報を教えてほしいんですけどね」
よく一緒に飲むのは、年齢が近い大久保佳代子やいとうあさこだ。
「韓国旅行に一緒に行ってはしごしたこともありましたね。でもお酒を飲むときは白湯もいっぱい飲むようにしているので、悪酔いすることはないんです。周りにも水をたくさん飲むようすすめたり、お酒に氷を入れたりして嫌がられていますけど(笑)」
長年の飲み仲間であるタレント、モト冬樹が昔の島崎との飲み会を振り返る。
「独身時代はあいつや飯島愛、神田うのらと頻繁に飲んでいて。あいつがいると場が盛り上がるし、楽しかったね。志村けんさんの誕生日会とか、いろんな場所で会ったなあ。酒を飲むとはじけて長いから、『もう帰してくれよ』と思うことも多かったけど(笑)。最近はなかなか一緒に飲む機会がないけど、たまに番組とかで会うと、昔の感じにすぐ戻れて、気を許せるんだよね。おおざっぱに見えるけど繊細だし、楽しいことが大好きで、実は俺と結構よく似たタイプだと思ってる」
島崎は豪快に飲みながらも周りへの気遣いを忘れないことで有名だ。
「率先してみんなの世話を焼くし、すごく気が利くのよ。でも俺の周りでは気が利く女性ってみんな結婚してないんだよね。いい奥さんになりそうだから意外なんだけど。カッコつけたり、壁つくったりするタイプじゃないし、めちゃくちゃいいやつで、あいつのことを悪く言う話を聞いたことがない。でも付き合いの長い俺に対しても気を使うことをやめないからね。誕生日には必ずメールをくれたりさ。舞台に出たときは祝花が必ず届くし。もう性分だろうからずっと変わらないだろうね」(モト)
山田さんも島崎の気遣いには驚いたという。
「人の名前やエピソードをよく覚えていらっしゃいます。裏方である私なんかのことも、大昔のエピソードや共演したときのことを話してくれて『あ、ちゃんと見てくださっているのだな』と、すごく励みになります。お花とか、名入りのタオルとかボールペンなど、記念の品を私たちにも送ってくださり、感謝しかありません」(山田さん)
こういったこまやかな気配りができる人柄を含め、島崎の芸能界でのポジションは安泰だとモトは太鼓判を押す。