「9月の6日に満1歳になったわけですけれども、そのころは、こういう机とか、そういうものにつかまって伝い歩きという感じだったんですけれども、それからしばらくたって今はまあ数歩ぐらいでしょうか、(紀子さまを振り向いて)数歩ぐらいだね、1人で歩くようになりましたね。いろいろ行動範囲も広くなっているわけですけれども、例えば明かりがつくものとかですね。それから音が出るものとか、そういうものに興味があるみたいです」
秋篠宮家の長男、悠仁さまの成長
2007年9月6日、秋篠宮家の長男、悠仁さまは1歳となった。この年の11月22日に行われた秋篠宮さまの誕生日会見で秋篠宮さまは長男の健やかな成長の様子について冒頭のように語った。さらにご夫妻は、姉の佳子さまたちが弟をとても大事にしている様子について、次のように語った。
「上の2人の子どもたちにとっては、やはり非常にかわいい存在なんだと思いますね、だいぶ年齢も離れていますのでね。ですからとても可愛がっています。子どもの部屋に、あれは何て言うんでしょうね、厚紙って言うか、ああいうものを組み立てて作る小さい家があるんですね。それは基本的に無地なんですけれども、そこに上の2人の子どもが家族全員の似顔絵を描いたりとか、それからそのほか何かもろもろ……」(秋篠宮さま)
「例えば花とか」(紀子さま)
「あ、そうね。そういう絵を描いたりとかして、そこで一緒に遊ぶとか、あとはさっき音が出るものが好きと言いましたけれども、ピアノの鍵盤なんか、やはりいじってみたいわけですね。ところが背伸びしてもなかなかまだ届かない。だけど一所懸命たたこうとしているとイスに座らせてたたかせたりとか、そんな様子でしょうかね」(秋篠宮さま)
紀子さまも、佳子さまが悠仁さまを可愛がる様子をこう紹介した。
「長女の眞子が3歳のときに生まれてきた佳子を可愛がって世話をしたように、佳子は食事から遊びまで、悠仁の世話をよくしてくれます。
眞子も佳子も悠仁に優しい眼差しで接して、私たちが仕事をしているときや仕事で長く宮邸を留守するときなども悠仁が寂しくないようにそれぞれ時間があるときにそばにいてくれるので大変助かります」